ネオサイエンスフィクション

自分の言葉で「好き」と言え

その仕事を見たいが仕事の成功に貢献したくない

10分タイムアタックで書こう。

 

映画「ザ・ファブル」の第二作の本予告が公開されましたね。

アクションに力を入れている彼のその仕事ぶりは見たい(あと堤さんは見たい)んですが、正直な話この映画の興行収入に貢献したくない。ので迷ってるんです、見に行くかを。以下理由。

 

原作は未読。映画前作は一回映画館で見てnot for meだったな……と思って帰った。

怒鳴り合いが苦手、爆発音の類の大きい音が苦手、などなど。あと日常パートのコメディシーンがまたもう……私のツボではなかった(婉曲表現)。

 

で、第二作制作発表。マジかー!そんなヒットしたの!?というのが正直な感想。

ヒロイン役に抜擢されたのは……、という話題であっこれはやばいと直感的に感じた。

私、過去にその彼女が所属していたグループについて言及しているんですが、紅白はともかく、記事中で言っている「この前のMステ」って彼女出てなかったんですよ。センターが別の子だったの。誰だったかは申し訳ないけど存じ上げない。そのバージョンを見て、いいな、と思ったので、彼女本人に対しては、ファン層の印象しかないんです。そう、悪い意味での。

 

loveyoubraggart.hatenablog.com

 

彼女本人については特に感想はない。紅白本番中にケガしちゃってかわいそうね、くらい。

でも、カルト的な人気を博しているのは知っている。

そうしたら、その出演作はどうなる?

どんなにアレでも、一定数の高評価は約束されちゃってますよねぇ。

だって、カルトだもの。お前ら教祖に対して妄信的だもの。違うか?

 

正直、主役だってね、一部カルト層あると思ってますよ。だから、関わりたくなくて、はてな以外のブロガーの記事しか読んでない。はてなは相対的に見れば冷静な層(あるいは、少なくとも冷静さを取り繕うことができる層)だと思ってるから。まあそんな私のどうでもいいポリシーはいいんだ。

 

とにかく、両者のファンのカルト層による、作品に対する一定の高評価が怖い。

だってね、本当は、not for meという言葉では足らないと思っているんだ。

他人にその面白さゆえに勧められるか?という観点から考えたら、黙るしかないもの。

今から怖い。ダメだったものにはダメと言えるファン層が少なすぎることが怖い。

崇拝対象(比喩)の功罪それぞれ認められてこそ、あるべき姿でしょう。

 

 

以下、「妄信的なファン」のような視点から言えば。

脚本がアレだろうが監督がアレだろうが、多くの場合には数字の責任は主役にあるとみなされる。だから、興行収入はある程度の数字を出してほしいところではある。「妄信的なファン」ならば。でも。でも……。

 

 

本予告PV見て、この演技は別のプランの方が好みだったかもなー、と思いながらTwitterでサーチかけたら、まさに演技が絶賛されてましてね。

ああ、駄目かもしれないと思いました。まさに、もう、文字通り字義通りにnot for me,私はこの映画のターゲットではなかった。

なので、さようならが選択肢のひとつになってしまう。悲しいな。個人仕事があったからこそのグループの長期の存続だと思っているので、なるべくなら観て評価したいのですが。

 

「あるべき姿」でいたいので、この仕事はどういう経緯のお仕事だったのかな、といつも考え、調べます。主演俳優であることが多いので。その作品自体よりもバックグラウンドを重視しているのではないか、と言い換えるとなんだかな、と思うけども、とにかくそういうスタンスでいます。芸能エンタメ事情に詳しくはない私でも風の噂で聞いたことがある程度には、事務所の力が強いみたいだからね。

なるべくなら、その力がまっすぐに評価されて作られたものであると願うけど、願うけども、まあ、うん。そういう世界ではないよね。だからこそまだ悩む。どう評価すべきか?仕事があること自体で評価できる世界観で、彼をどう見るか?

分からないことのほうが多いから、風の噂を鵜呑みにしたうかつな評価はできない。となれば、自身の目で見てよいものだったか、が全て。そう考えていますが、今回みたいなnot for meな作品が増えてしまうとそれすらできなくなるので。

貴重な作品のひとつが私から消えるかもしれない。それもこの絶望感の構成要素のひとつでしょうね。

 

10分どころか40分くらいかけました。ダメだね。

こんなこと書き残しておいて、いざ公開迎えたら観に行ったりしてね。あり得る。

現状では9割観に行かないと思います。でも、もしがあったら、その場合はまた書こう。