ネオサイエンスフィクション

自分の言葉で「好き」と言え

おいしいおかずの個人的備忘録

最後に書いた記事ってなんだ?論文を苦にしてしょっちゅう書いてた頃だよね?

修士論文は無事認定され課程の修了は確定していますが、終了式と進学先(D進に失敗し来年1年間は特別学生になるのでこの表現はグレー)の入学式はなくなりました。

夫が写真だけでも撮りなよと勧めてくれたのでそうしようと思います。

 

今日作ったごはんがとても自分好みにできました。

できれば一緒に食べたかったんだけど、今日は帰りが遅いから先に食べて、と言われてしまったので先程食べました。おいしかったです。ひとりで食べてもおいしいと思えたのだから相当おいしいです。「QOLが上がっちまうよ…」と独り言が漏れて自分で笑いました。

夫は食事に興味がある生き物ではないので、料理の工夫した点を話しても伝えたいほどには伝わりません。そこで将来の自分のために今日のレシピをメモしておこうと思い、久々にPCを立ち上げました。

実は理由はそれだけではなくて、Twitterばっかりにいて、かつリアルでも日常の前提を共有できる夫とばかり話をしていたら、順序だてて話すのがへたくそになってることに気がつきました。なので、リハビリも兼ねています。

 

切干大根の煮物

昨日レンジで作ったやつ。

mariegohan.com

切干大根と言えばこの定番の煮物だけど、冬に関西方面の大学に学会発表で行ったときに学食で食べた「切干大根のわさび和え」が個人的に大ヒットしたので、もう一品欲しい時にはその味付けで作ってました。水で戻したやつをただわさび醤油であえただけなんだけど。

そしたら夫が「想像した味と違ってびっくりする」と言うので、昨日このレシピで作って出してみたら「これだー」と喜んで(いるかは分からない。彼は本当に食に興味がないので)食べていた。わさび和えは私が個人的につまみにするときだけにします。

先日スーパーにいったときにんじんが割高で買えなかったので、切干大根以外の具は冷凍してたえのきと油揚げのみ(味噌汁の実用に凍らせてある)。私にはちょっとしょっぱかったので、次作るときは醤油少し減らそうかな。

 

小松菜とコンビーフのスペイン風オムレツ

ノザキのコンビーフが巻き取って開けるタイプではなくなる、という報道を聞いて買ってきてもらったコンビーフ。この前初めて開けました。面白いね。でもコンビーフちぎると繊維質な肉のちぎれたところが、なんか、あの、気持ち悪くて好きじゃないです。

買ってきてもらった1缶はこの前キャベツと炒めてシンプルに食べたんだけど、今日は小松菜とオムレツにしました。あまりバラバラにせず、塊が残るようにして調理した方がおいしい。小松菜も冷凍してたやつなんだけど、バターを入れて熱したフライパンに入れて、清酒かけてふたしておいたら蒸し焼きになってないかなーと思ってやってみたらべっちゃべちゃになったので一度取り出してしぼった。この点は失敗。そのあとオリーブオイルを引き直したフライパンに戻して、コンビーフを適当な大きさにほぐして炒めたら、卵2個に牛乳と塩・胡椒を少々加えた卵液に戻して混ぜる。そんでまたオリーブオイルで焼いた。コンビーフからもけっこう油が出るので油はもっと少なめでよかったな。フライパンに皿を被せてオムレツをひっくり返しまた焼く。おいしい。卵3個でもよかった気がするけど、今日は汁物もボリューミーだったので2個で正解だったのではなかろうか。

 

大根の和風ポトフ

思いつきでやってみたのが成功したスープ。途中まで普通にコンソメキューブ入れようと思ってたんだけど、ほんだしと醤油と酒とはちみつ(我が家にはみりんがないのではちみつ+料理酒(塩なしの清酒、2Lで1000円くらい)で味付けしている、なんなら砂糖の代わりにもはちみつを使う)をベースに、クレイジーソルトを少し加えて、和なのか洋なのか分からないところに落とした。これがんまい。

具材は大根(冷凍)、玉ねぎ1/2、ハーフベーコン(未開封だけど賞味期限1週間前に切れてた)1パック、しめじ半株。にんじんがあれば入れたかった。鍋にオリーブオイルと薄い輪切りにしたにんにくを入れて弱火でじっくりあたためてるうちに他の具材を適当な大きさに切る。1cm幅くらいに切ったベーコンを入れ、ある程度火が通ったら玉ねぎを投入。今日はとろかしたスープにしたいわけではないので、しんなりしたくらいでしめじ追加、きゅいきゅいと音がし始めたら500mlの水を加えて大根も入れる。ここで強めの中火。ほんだし小さじ3、醤油小さじ2弱、はちみつ小さじ1/3、料理酒を適宜(酒が好きなので手が滑ってどうも入れすぎる、たぶん大さじ1くらい入れた)加えて、煮立ったらクレイジーソルトで味を調整して蓋をして弱火で15分煮る。味を染み込ませたいので火を止めて放置、一度冷ます。

 

この時点でコピーしたいものがあったから自転車で出かけた。コンビニでコピー機を借り、一度行ってみたかった近所のパーラーでワッフルを2つ買って帰る。

帰ってきたら「今日は遅い」と連絡があったのでひとりごはん確定。スープの再度のあたためと同時進行でオムレツづくり、と並行してオートミールをレンジで戻す。我が家は白米を炊けるときに限界まで炊いて残りは冷凍して、普段はこの冷凍ご飯を食べる方法を採用していますが、このストックが無くなると米を炊かなくてはならない&小分けにしなければいけないのが面倒なので、ひとりごはんの場合はオートミール粥(15~30gのオートミールをひたひたよりちょっと多いくらいの水を加えて500wで1分半~2分半ほどあたためるとやわらかめのごはんのようなものができる、元は一人暮らしだった夫が米炊くのを面倒がって買ったものだけど結婚してからも朝食やわたしのひとりごはんに大活躍、最初はこんなもん食べられるかと言っていた私も今ではポリッジにして食べられるまでに)で代用しています。大体のものには合うし、ごはんの後に眠くならなくてとても良い。

スープが再度煮立ったのでもう少しクレイジーソルトを足して、器によそったところで、この前鶏むね肉をフードプロセッサーでミンチにして作って凍らせた自家製鶏団子を入れようと思っていたことを思い出し、鍋に戻して冷凍してある生の鶏団子を入れる。

www.lettuceclub.net

レシピはおおむねこれ。賞味期限が切れてた豆腐が1丁あったのでそれも入れたから、分量は厳密に守ってない。作るときにつなぎで片栗粉足したけど、たぶんレシピ通りに作ったものよりもものすごくゆるい。でもほろっとしてておいしい。

5分ほど煮て火が通ったかな?と思ったので改めて器によそう。オムレツは半分に切って、さらに3等分にする。切干大根を冷蔵庫のタッパーから出して皿に移す。テーブルに配膳したところで鶏団子の具合が気になって半分に割ってみたら中が生の部分があったので、もうめんどくさいからレンジで追加加熱。

このポトフがんまいんだ…あらびき黒胡椒も七味唐辛子も合う。冷凍大根がまだあるのでまたつくる。

 

 

今日の献立は、ごはんに合う塩気強めのオムレツに、玉ねぎの甘味と鶏のうまみの溶けて落ち着いた味のかつおだしのポトフと、甘めの味付けの切干大根で、もうほんと攻守共に完璧、これを破った格闘者は1人としていないって感じだったんだけど、こういう食事全体の味のバランスみたいなものは彼には分からない(たぶん1か月カレーでも文句言わない)ので、毎日の食事は自画自賛しながら食べています。大したもの作ってるわけじゃないけど。しかし、ふたり暮らしになってから食事の質は本当にあがりました。調味料とか臆せず買える(買わせてもらえる)し、もやしと豆苗以外の野菜が買える。たまに果物も買える。ありがてえ。

 

30分で書くつもりが45分になり、さらに「これから帰るよ」の電話が来たので実質1時間くらい書いてたかな。

次の記事は平沢進+会人の大阪公演の感想を書く。書くと言ったら書くんだぞ(戒め)。